フリーランスの編集者、種子島健吉のブログです。日本経済新聞社・グループ企業関連媒体を中心に、編集・執筆歴20年以上。2018年より2年間石垣市在住。その後、マレーシアに渡り半年在住。2020年関東に戻りました。シーカヤックを漕いでいます。
2011年9月9日金曜日
ITmedia"売れるのには理由がある: はかりメーカーのプライドと信頼に応えるタニタの体組成計「インナースキャン」"を執筆
ITmedia ガジェット
売れるのには理由がある:
はかりメーカーのプライドと信頼に応えるタニタの体組成計「インナースキャン」
http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1109/02/news037.html
を執筆させていただきました。
タニタさんのタニタは当然、創業者の谷田五八士(たにた いわじ)氏からきているのですが、この谷田氏がアイディアマンであり、一本筋の通った方だったようです。
記事でも触れておりますが、とある製品の命名も氏よるものなのだし、その命名理由もハッキリと社の精神を表わそうというものです(そもそもタニタによる造語だというところもビックリでしたが)。
タニタ本社にてお話しをうかがったのですが、静かで良いところだなあと思いながら歩いていると、エスビー食品さんの関連施設があり、歩道に看板がありました。
それを見て、はじめてS&BのSがスパイスのSで、Bがハーブ(HER"B")のBだということを知りました。
創業者が、佐藤さんと馬場さんであるとか、そういうことではなかったんですね……。
それはさておき、「はかり」類はハタからシロート目で見るとどれも同じなんじゃないかと思ってしまいがちです。
それに最近、「どうせ分からないんだから誤魔化しても売ってしまえ!」とか、「内容よりもとにかく安く!」という方針なんじゃないか? と思ってしまう製品やサービスが目に付きます。
その点、今回の取材では、「その水準の製品では、他の人が良くても我々が良くない」とか、「見た目だけマネされても、中身を理解してもらえればちゃんと選んでもらえる」とか、職人気質というかメーカーの良心を見た気がしました。
もちろん、それを支える顧客対応、的確な宣伝、販促があってのことなのでしょうが。
「食」と同じくバランスが大事なのだと思いました。
↓ITmediaの記事中では文字数の関係で触れることができなかったのですが、SDメモリスロット搭載です。さらにSDカード内の専用ソフトをパソコンにインストールすることで、データ管理ができるようになるという……。これはもう体重計(体組成計)というより、立派なデジタルガジェットです。
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