フリーランスの編集者、種子島健吉のブログです。日本経済新聞社・グループ企業関連媒体を中心に、編集・執筆歴20年以上。2018年より2年間石垣市在住。その後、マレーシアに渡り半年在住。2020年関東に戻りました。シーカヤックを漕いでいます。
2017年1月15日日曜日
日本丸シーカヤックパーク(8回目)
風がそこそこあったので、先日やはり風がある日につらそうにされていた、あまり漕いだことがない方はキャンセルとなり、自分だけに。
ここしばらく、エクスプレッション15.0(ポリエチレン製)を漕いでいたのですが、だいぶ慣れたということで初FRPの艇、ノーライトデザイン(北海道のビルダーさん)製だというチキータをはじめて漕ぎました。
2艇のちがいは、前者より後者のほうが……。
FRP製で当然軽い。
幅がせまく細長い(全長456cm→500cm:+44cm、全幅61cm→55cm:-6cm)
→水の抵抗が少ない&安定しない=速い&曲げやすい。
などなど。
漕ぎ始めてすぐは安定しなくて、正直恐かったです。
これは油断すると「沈」できるな、というぐあいに。
ここのところちょっと慣れて、K-50のファインダーをのぞいて、身体をちょっと後ろにひねって撮影ですとか、普通にしていたのですが、風と波、潮もそこそこあり今回は恐くてできなかったです。
あとは自分が乗り物に強くないのもあって、あんまり激しく波に揺られていると酔うな、とも思いました。
まあ、これも後半、波を読んで乗って行く感じが少しわかったので大丈夫になりましたが。
人間、適応していくものだなあ、と。
前の艇は安定していただけに曲げにくかったのです。
挙動も鈍く、曲げようとして片側を強く漕いでも、ワンテンポ遅れて動くといったように。
しかし、チキータは動かしたい通りに素直にすぐ動いてくれるので慣れればこっちのほうが漕ぎやすく、しっくりくるな、気持ちいいなと。
ミスはミスで即挙動に出てしまうのは出てしまうのですが、そこからのリカバリもやりやすい。
そのため、あまり修正のためのブレーキを入れなくて済むので、結果無駄も少ないな、と。
しばらくこの艇を漕がせてもらって、もう少し風が強い日も試してみたいと思いました。
思ったよりも風があっても漕げるもんだな、と思ったことありまして。
さすが、シーカヤック、もともとは生活のための船ですね。
まあ、とにかく、久々に有酸素運動になるぐらい漕げまして大満足でした。
ただ、いままで柔らかい素材のシートだったものが、シートも固い樹脂製だったため、尻の肉の薄い自分は後半、臀部ちょっと痛くなりました。
昔、バイクツーリングしていたときのことを思い出しました。
現在、自分の漕ぎ方を模索中で、まだまだ洗練できそうですのでもっともっと漕ぎたいな、といったところです。
ここのところ、筋肉痛になっていなかったのですが、今回は多少筋肉痛になりました。
とくに腕だけでなく、腰回り、背筋が使われた感があるので、さすがカヤック全身運動! と思いました。
あとは先ほども書きましたが、ただガムシャラに漕ぐのではなく、ちょっと先の海面の様子も見ながら、波に乗って漕ぐとスームズかな、と。
モンベル 横浜しんやました店で講義を受けたとき、内田さんがいっていた「艇によってぜんぜん乗りくちが違うんだよ!」という言葉の意味を体感できた一日でした。
あと、「釣りなんかしてる暇ないんだよね。漕いでると、やることあって忙しいからさ」というのも、ちょっとだけなるほど! と思いました。
「シーカヤックを漕ぐってことは、立派な"航海”なんだよ!」という趣旨のことをおっしゃっていた意味が。ほんのちょっとだけ垣間見られたといいますか。
そうそう、K-50の標準ズーム、フィルターは外して撮影してみましたが、ちょっとマシになったかな、ぐらいでやはりダメでした。
中古なので、ここまでのレンズなのか、調子が悪いのかは不明ですが。
ということで、以降はまた望遠のほうに戻して使う予定です。
海では広角がほしくなるので残念ですが。
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