由緒正しい初音ミク痛車から、話題の原寸大戦闘車両にパワードジャケット、
海洋堂渾身のイモムシまで
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1307/29/news081.html
その際に、アオシマさんのブースにてマイルストンの井上さんにとうとう和式も発売決定した例のトイレのプラモについて、いろいろとお話しをうかがえました。
そのお話しの、ねとらぼの記事では紹介しきれなかった部分を書きます。
まず、上の画像で右が例の金色の(ソフマップさん限定、2013年9月発売予定)で、左が今回モックが展示された和式トイレプラモなのですが、そのさらに左に黒い洋式便器にタンクが組み合わさった試作品と、その前の細かなパーツが見えるでしょうか?
実はこの黒い洋式便器、シックでオシャレな黒バージョンも開発中! なのではなく、メッキバージョンを試作する際に、ゲート切り離し部分(メッキされずに成型色が見えてしまう)の状態を確認するためにアオシマさんが制作したもの。
発売中の通常版洋式便器プラモを黒く塗装した後に、ランナーを切り離して組み立て、白い成型色が目立つかどうか確認したものなんだそうです(けっきょく、影響は少なく、通常版の金型が流用できたそうで、成型色を金メッキしたときに目立ちにくい黄色あるいは黄土色にすることで対応できたそうです。ちなみに試作品は、クリア素材にメッキされているとのこと)。
さて、それから黒い洋式便器についているタンクは何かという話ですが、これは和式便器プラモの仕様を確認していただくと解ります。
和式便器プラモには、上のパネルのように2つの形状のタンクが添付するわけですが、和式トイレのタンクを流用することで、タンクレスの洋式トイレプラモの便器にタンクを付けることができ、バリエーションが楽しめるようになるということです。
さらに和式トイレプラモでは、床を上げることで、和式便器のリアルな深さのある形状を再現していますが、添付の別パーツと組み替えることで、リアルな便器内の再現はできなくなりますが、平面があればどこでも和式トイレが設置できるようになります。
このあたり、さすがというかなんというか洋式トイレプラモから引き続き、開発陣のこだわりっぷり、邪悪なおせっかいといってもよいのではないでしょうか(いったいぜんたい、あなたがたはどこに和式トイレを設置させたいのだ!? という……)。
ちなみに、試作品に置かれている某有名トイレ洗剤(○ンポール風)は、金型の都合で割愛される可能性が高いという残念なお話しでしたが、その代わりに追加される予定のものがあるそうです。
この和式トイレプラモは、2013年内発売を目指して鋭意開発中ということなのですが、マイルストンさんとしてはトイレ以外の1/12フィギュア関連プラモの企画も考えているそうです。
まだ何も決まっていないということで、ここに書くことはできないのですが構想をうかがった限りでは、いろいろなフィギュアと組み合わせたり、場合によってはトイレプラモと組み合わせてもおもしろいのではないかと思えるものでした。
何か決定したところで、また情報がいただけると思います。その時点で続報をお届けしたいと思っています。
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